トスを柔らかくする以外な方法
トスが上手い人のオーバー・ハンドを見ていると、ボールが手首に吸い付くように手のカゴに入っていき、ボールが全然回転しない「フワッ」って感じのキレイなボールが上がりますよね。
「上手だなぁ・・・」と感じるセッターは、みんな共通して「トスが柔らかい」ように思います。
自分も、中・高の現役時代、セッターをやってたときは、このトスが柔らかいことによるメリットというか良さは、ものすごく感じるものがありました。
手首を柔らかく使えると、ボールを受ける手のカゴがしっかりしますので、まず思ってる以上にすごくトスが安定します。
そして、どのトスも同じモーションで上げれるようになりますので、相手ブロッカーもだまし易くなりますし、クイックも手首の感覚だけで上げれるので、安定しますし・・・・まだまだ、挙げればキリがないくらいのメリットがあったような気がします。
セッターをやってたりする方で、トスがけっこうブレてしまったり、ジャンプトスがイマイチ上手くいかない、クイックのトスがなかなか安定しない・・・・などの悩みを持っている方は、ぜひ一度、このトレーニングをオススメします。
ちょっと時間は掛かるかもしれませんが・・・・・そこは少し気長に(笑)
方法は一日5分のお風呂トレーニング
国体選手の先生が教えてくれたこと
自分が中学生で、本格的にセッターを始めた頃、やっぱりトスがなかなか安定しなかったり、クイックが上手く合わせられなかったり、トスに関してだいぶ悩んでた時期がありました。
バスケットボールでずっとトスをしてみたり、鉄アレイで手首の筋トレを続けてみたり、いろいろやってはみたのですが、トスの飛ばせる距離は伸びましたが、「トスの安定」はなかなかつながらず、相変わらずトスがブレてしまうことは多々ありました。
そんなとき、ちょうど赴任をしてきた女子バレーの顧問の先生がいたのですが、その先生がものすごく柔らかいトスを上げるのです・・・・・もう手首がグニャ・グニャってくらいに。
すごい衝撃を受けたのと同時に、「セッターとしてはあのトスが絶対欲しい!」という思いもありまして、赴任してきたばかりなので全然面識はないのですが、1週間くらい「教えて」「教えて」とずっとストーカーのように付きまとってました・・・・だいぶイヤがられながらもでしたが(笑)・・・・。
そして、半分参りながらも教えてくれたのが、「お風呂で手をジャバジャバやると、トスは柔らかくなるよ」との一言でした。
「えっ?それだけ??」という思いはもちろんあり、何度も何度も聞くのですが、何度聞いても「それしかない」とか、「それが一番効果的だよ」との答えしか返って来ず・・・・。
半分騙された感じはあったのですが、他に頼る方法もなかったですし、その日から「お風呂で手をジャバジャバ」を始めてみたのですが、それがその後ホント予想以上の効果になりました。
一日5分、お風呂でジャバジャバを3ヶ月くらい続けたところ・・・
まず一番感じたことは、レフト方向・ライト方向(バック)のトスがほとんどブレずに、ネットと平行に上がるようになりました。ボールの変な横回転もほとんど無くなりましたし・・・・。
そして、手首の感覚だけでトスが上げれるようになったせいか、遠近の距離感も合わせ易くなったような気がします。
また、クイックのトスも、手首にボールを乗せるだけの感覚で上がるようになりましたので、トスが無駄に上下することも少なくなり、アタッカーとのコンビミスも少なくなったように思います。
その他にも、いろいろと良くなったと感じることはありましたが、何よりも、トスが全体に渡って安定し、「自分が思うようにトスをあやつれるようになった」、「ボールが荒れる不安が少なくなくなった」おかげで、自分自身、気持ち的にもすごく楽になりましたし、セッターとしても自信が持ってトスが上げられるようになったような気がします。
