『対人パス』は「濃さ」を意識すれば、万能練習メニューにも
アップのときには、どのチームでもやると思われる、この『対人パス』。
試合前など、あまり時間がないとき急いで体を暖めるには、とてもいいアップではありますよね。
ただ、普段の練習のときにも、ただのアップ代わりに、あまり何も考えずダラダラと対人パスをしている光景をけっこう見掛けますが、それはとてももったいない事のように思います・・・・・真剣にやれば本当に疲れる練習ですし、目的をもって集中してやればレシーブ、トス、スパイクなどの基本的な動作を身につけられる、最適な練習場所でもあるかと思います。
なので、レシーブやトス、スパイクの基本的な部分に、何らかの悩みを抱えてる方は、もう一度、この「対人パス」を大切に考え、真剣にやってみることをおすすめしたく、「対人パス」についても、ちょっといろいろ書いてみようかと思いました。
基本のほとんどは、この対人パスで修正できるかと思いますし、真剣に取り組めば、思った以上に色々なことが身につく練習ですよ。
基礎を固めるには、もってこいの対人パス
普段はあまり、深く考えることのない、対人パスですが・・・・
バレーの基本的な動作・・・・レシーブやトス、スパイクなどは、「こうすると良いのでは?」という、基本的なやり方みたいなものはそれぞれありますが、誰でも最後は、自分の感覚やタイミングで合わして、その感覚を頼りにしているかと思います。
・・・・レシーブやトスの距離感や、スパイクのタイミングなどは、「こうしておけば、誰でもOK」みたいな、みんなに共通する法則があるわけでもなく、人それぞれで特徴があり、最後は、それぞれ自分の「なんとなく」や「こんな感じ」という感覚で合わせてますよね。
この「感覚」というのは、バレーボールにおいて、どのプレーでも使うモノで、目には見えないけど、プレーの正確さを左右する、ホント重要な要素かと思います。
そんな『自分の感覚』を養うのには、やっぱり「反復して練習する」ことが一番だと思うのですが、この反復練習を一番出来るのが、この『対人パス』なのではないでしょうか。
よくよく考えてみると、どちらかがボールを触ってないと成り立たない練習ですし、一番ボールに触る機会が多いわけですよね・・・・。
そして、この『対人パス』は、意識によってというか、どれだけ真剣に取り組むかによって、色々変化する練習でもあるかと思います・・・・・何も考えなければ、ただ体をほぐすだけのアップですし、「こうしたい」という思い・課題を持てば持って取り組むだけ、それだけすごく濃い練習にも変化しますし。
ポイントは、どれだけ自分の「あーしたい」「こーしたい」という課題を、対人パスで意識することが出来るかということと、その課題に対する「真剣さ」かと思うのですが、基本がしっかりしてて安定感があるなぁと感じる人ほど、この『対人パス』のような基本練習を、色々考えてながら真剣にやっているような気がします。
それぞれの修正したい部分・課題によって「対人パス」の内容もいろいろに
そんな、使えば使うほど・考えれば考えるほど味が出る!?「対人パス」だけに、「対人パスなんて、あまり深く考えたことがなかったなぁ・・・」という人のためにも、出来るだけ色々な工夫方法を書きたいところなのですが、それぞれの人が抱えている課題
○レシーブを安定させたい
○スパイクレシーブの拾える範囲を広げたい
○トスの距離感を正確にしたい
○スパイクをきっちりミートしたい
○もっとドライブを掛けたスパイクにしたい
・・・・・
などによって、パスの工夫内容もまたさまざまで、そのパターンは無数にもなってしまうかと思います。
ので、全部の課題についての練習パターンはちょっと無理なのですが、自分が思いつく一部の工夫例みたいなのを、次からちょっと書いてみたいと思いますので、また、ご自身の「対人パスメニュー」の参考・ヒントにして貰えたらと思います。
