セッターのお仕事 〜 その3 【ゲームメイク編:おまけ】
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最後の最後にもう一つだけ・・・思ったようにいかないこと、必ず出てきます

ここで紹介した「ゲームメイク・試合の組み立て」ってのは、これまでに書いてきたように、「自チームの攻撃パターン」と「相手チームの状況や様子(主にブロックの)」を想定し、攻撃の上手くいくパターンを考えて、そして実際の試合で当てはめてやってみる

というようなものでしたが、せっかくそうやって、考えに考え抜いた「攻撃の成功パターン」でも、いざ試合でやってみたら、思ったように成功しない・全然通用しないかったってこと・・・必ず出てきます

「攻撃の成功パターン」と言っても、あくまでも、自分の中で「これOKなんじゃない?」と考えた想定・予想でもありますし、相手ブロックやチームが、予想もしなかった動きをしたり、こっちの想定を全然上回った動きをするなんてこと・・・・全然考えられることですよね(汗)。

最初のウチ・慣れないウチは、相手ブロックの想定も甘くなってしまいますので、余計にそうかと思いますが、ただ、こんな「想定通りにいかないこと」ときこそ、これもうまく利用すれば、またチームが一段と強くなる絶好のチャンスでもあったりします。

ので、こんな「自分の思うようにいかなかった状況」にぶつかったときこそ、「ダメだった・・・」と凹むだけではなく、その「想定通りにいかなかったパターン」は、必ず持ち帰って、また「どうやったら、このケースで上手くいくのだろう」ということを、同じように考えてみて欲しいのです。

そして、失敗を元に、またより考えた「成功パターン」を練っておくことで、また同じような場面があっても、今度は違った対応もできますし、自分の「ゲームメイク・試合の組み立て」の考えも、どんどん精度を増していきます。

すごく地味で・面倒だなぁ・・・と思う人もいるかもしれませんが、慣れてしまえば、意識しなくても、自分の中で自動制御でやり始めますので、全然苦にならなくなりますし、また、こう反省してまた考えることで、自分の「相手ブロックを見る目」も養われていくんですよね。

この「相手ブロックを見る目」、セッターにとっては、非常に重要だったりします

ということで、前項の「質の良い課題」と同様、この「思い通りにいかなかった」ケースというのも、ぜひ有効に活用してみて欲しいと思います。