セッターのお仕事 〜 その3 【ゲームメイク編】

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〜 はじめに 〜

「セッターのお仕事」第3段。
ここまで散々引っ張ってきました、セッターの一番の楽しみ所でもあり、腕の見せ所でもある、ゲームメイクについてです。

突然ですが、セッターをやっている人にお聞きします。
試合であるローテが、どうしても切れなくて困ったこと・・・一度は経験ありませんか(汗)?
(特に、絶対的な大きなエースがいるわけではなく、背は小さいけれど、チーム皆の力を合わせて頑張っているようなチームのセッターの方に)

こちらの攻撃力はそんなに強くないのに、高いブロックがキッチリついてきたりで、攻撃しても全部ブロックかワンチを取られて反撃にあってしまう・・・・「お願い!切ってくれー!」と思いながらトスを上げても、願いも叶わず、どうしても切れない・・・・「どうしたらいいの?」と思いながらも、どうすることもできない、セッターにとっては、一番辛い瞬間だと思います。

思えば自分も、高校時代、平均身長が170ちょっとの、小さなチームのセッターだったため、相当こんな思いをした、セッターのウチの1人だったりします(笑)

そんな高校時代、相当な負けず嫌いな性格も絡み、「もうこんな思いはイヤだ」、「何とかしたい」と思って、いろいろもがき考えたとき、自分が行き着いたところが、この「ゲームメイク」、「自分が試合を組み立ててみる」という考えでした。

そして、実際、チームに馴染むまでに少し時間は掛かったものの、それが馴染んでからのチームの力・結果というのは、かなりのものだった気がします。

ただの、名も無い・身長も小さな県立高校が、推薦でいい選手を集める私立高校や、全国有数(全国で優勝することもしばしば)の名門高校とも、全然対等に戦えるようになったくらいでもありました。

もちろん、それだけではなく、その間にした他部分での練習の成果もあると思いますが(笑)・・・・。

ただ、明らかに「何をやっても切れない」という状況は減り、攻撃のリズムも格段に良くなりましたし、チーム全体が流れを掴んで一気に押し切るという状況も、この「ゲームメイク・試合を組み立てる」という考え方を取り入れてからは、ホント多くなった気がします。

続く。