セッターのお仕事 〜 その1 【トス編】
〜 では「トスを安定させる」には、どうすれば? 【その3】 〜

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そして欠かせないのが、自分のトスの「感覚」・「フィーリング」を養うこと

そして次は、トスの安定にはとても重要で、トスの生命線にもなってくる「感覚」・「フィーリング」についてです。

前ページまででは、オーバーの基本について触れましたが、これだけではちょっと足りないのです。

もちろん、さっき書いたように基本はとても大切で、それが大もとになってるのは変わらないのですが、トスを上げるときの最後・仕上げは誰でも「自分の感覚」というのを頼りしていますよね。

例えばなのですが、まだレシーブのボールが、いつも同じ場所に返ってくるとかだったら、基本だけでもなんとかなりそうな気もしますが、実際はそういうわけにもいかず、トスは「毎回毎回、違う位置からのボールを、自分の感覚・加減でコントロールして、自分の思った通りの場所に上げるような作業」になるかと思います。

それにはやっぱり「これくらいかな?」という、自分の「感覚」・「フィーリング」が非常に重要で、ポイントになってきますし、それを磨き・養って正確にすることも必要になってきます。

思えば、自分も「トスを安定させる」のに必死な時期があったのですが、その頃は、ホントいろいろな方法を試したりもしました。

例えば、メジャー持っていってアンテナまでの距離を測ってみたり、トスの角度をノートで計算してみたり、「よし、トスの角度をこれくらいで打ち出せば、こんな放物線を描いて、ネット上ではこの辺に落ちてくるはず」なんてことを、一週間くらい毎日ブツブツ言いながらやったこともあります。

結局は、「トスを打ち出す力は自分の感覚次第なのでは?」という事に、そのウチ気づき、その方法はお蔵入りすることになりましたが(笑)。

その他にも、思いついては試してはお蔵入り・・・・ってことを、いろいろジタバタと繰り返してましたが、その結果、「結局トスは、基本 + 少し時間は掛かるかもしれないけど、やっぱり自分の感覚を磨くことが一番近道で、それしかないのかなぁ・・・」と、いうところに行き着いたような気がします。