セッターのお仕事 〜 その1 【トス編】
〜 では「トスを安定させる」には、どうすれば? 【その2】 〜

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「オーバーハンドの基本」 続き

そんな「オーバーハンドの基本」について、少しだけ内容を見てみたいと思います。

まず、ボールの落下点に入り込めない状態でトスをすれば、もちろん、いつもに比べ無理な体勢・不自然な体勢でトスをすることになりますので、その分、体の使い方・力の入り方なども、全然違ってきます。
そんな状態でトスを上げても、やっぱり安定はしませんよね。

セッターとして経験を積んでくれば、その無理な体勢になった場合での調整方法も、体が覚えていってくれますが、それもだいぶ時間の掛かる話です。
ということで、なるべく「いつも同じ体勢でトスを上げる状態を作る」ための、「落下点に素早く移動」です。

また、トスのボールを受ける位置が毎回毎回違うと、その度に微妙に力の入れ方・入り方も変わってきますので、その分、どうしてもトスを飛ばす距離感の調整は難しくなりますし、そうなればトスは安定しなくなります。

そして最後に、手の中でボールがぶれたり遊んだりしてしまえば、その分、手の中で力も分散されてしまいますので、同じ力を加えたつもりでも、やっぱりボールの飛ぶ距離も変わってきますし、またボールの飛んでいく方向も左右にぶれてしまいますよね。

ちょっと違う見方をしてみれば、「オーバーの基本が不足すればするだけ = 自分でトスの難易度を上げてしまっている」とも言えるかと思います。

ということで、「トスを安定させる」にはまずは「オーバーハンドの基本」をしっかりさせること・・・・これは練習の場面を問わず、対人でもシートでも、セッターとしての場面ではなくても練習できることですので、まずはこの意識を変えることから始めてみて下さい。