『対人パス』は「濃さ」を意識すれば、万能練習メニューにも
〜 具体的な対人パスの工夫例をちょっとだけ 【その2】 〜

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技術的な課題には、こんな工夫例も

最後に、技術的な弱点や課題を克服するのに役立つと思われる、工夫例みたいなのを、簡単に書いてみたい思いますので、こちらもまた参考にしてみて下さい。

◇レシーブの場合だと・・・

  • 「スパイクレシーブの拾える範囲を広げたい」
    という想いを持っている人だったら、相手の人に打ってもらうスパイクを左右に散らしてもらったり
  • 「自分は前後の動きが弱いなぁ」
    という悩みを持っている人だったら、スパイクの間にフェイントを混ぜてもらったり、足の長いスパイクと手前に落ちるスパイクを混ぜてもらったり
  • 「スパイクのスピードの強弱に弱いなぁ」
    という悩みを持っている人でだったら、相手の人に打つボールをちょっと強めにしてもらったり、その中にスローボールを混ぜてもらったり

そんな工夫ができるかと思います。

◇トスの場合だと・・・

  • 「トスが飛ばない」
    という悩みを持っている人だったら、オーバーの間に、2人の距離を徐々に長くしていく、長距離パスを入れてみたり
  • 「バックトスが苦手」
    という悩みを持っている人だったら、相手から飛んできたボールを一回自分の直上に上げて、そしてクルっと半回転して、バックトスで返す・・・というトス練習を入れてみたり
  • 「ジャンプトスが苦手だけど、マスターしたい」
    という想いを持っている人だったら、この対人中のトスは、全部ジャンプトスで上げるようにしてみたり
    (この方法は、実際、自分が「ジャンプトスを中心のトスにしよう」と思ったときに、自分もけっこな期間やってました)

そんな工夫ができるかと思います。

◇スパイクの場合だと・・・

  • 「ミートが苦手」
    という悩みを持っている人だったら、この対人パスの中で、自分のボールを捕らえる位置を色々変えてみたり、ワザと高いボールを上げてもらって、それを正確にヒットするような練習をしてみたり
  • 「スパイクに威力をつけたい」
    という想いを持っている人だったら、体のひねりを使ったフォームや、体の反動を使ったフォームを試してみたりし、そして反復することで、フォームを固める場所にも使ってみたり
  • 「コースをもっと上手く狙えるようになりたい」
    という想いを持っている人だったら、2人の距離をちょっと長めに取り、そしてその距離間でも、ドライブを掛けて相手の正面にきちんとしたスパイクボールを打つような練習をして、感覚を養ってみたり、また、相手の方に左右に動いてもらって、そこにきっちり打つような練習をしてみたり

そんな工夫ができるかと思います。

その他にも、工夫方法はまだまだいっぱいあると思いますが、いずれにしても、この対人パスで身に着けた体の動きが基本になり、後の応用プレーや試合での動きの元になってくるものだと思います。

このように、「対人パス」は考え方・取り組み方によって、さまざまに変化もする、そして、とても大切な練習でもありますので、課題や弱点克服に、ぜひこの「対人パス」、濃く・工夫しながらまた活用してみて下さい。