いいブロックは「誘導ミサイル」みたいに追いかける?
〜 この「動く壁」がアタッカーにとっては厄介に 【その2】 〜

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そして、その「やられた感」「ショック」が引き起こすものこそ厄介に

あまり何も考えずに打ったボールなら、ブロックされても「そんなに甘くないよな」とか、自分で何となく納得でき「次、次」という気分にもなれますが、考えて打ったスパイクをブロックされたら、ちょっとそんな気分にもなれませんよね(汗)

そして、経験の豊富で・打つ手をたくさん持っているアタッカーならまた別ですが、普通は「次のスパイクはどうしよう?」と、次に打つスパイクに対して、少しは「迷い」みたいなのが生じるかと思います・・・・・考えて、確認をしてまで打った分、ちょっと厄介ですよね。
また同時に、「次の手段も、もしかしたらまた通用しないのでは?」というような、弱気な気持ちも芽生え始めます。

この「弱気で迷った」状態ってのは、アタッカーにとってはホント最悪の状態です。

弱気になれば、腕も思いきって振れなくなりますし、迷って冷静さを失えば、普段はあまりやらない・慣れてないようなことでも、強引にやろうとしますので、ミスも極端に増え、アタッカーは勝手に自滅を始めてしまいます。

もともと気弱なアタッカーや、経験が少ないアタッカーほど、この悪循環に陥りやすいものですし、調子が良かったエースが突然崩れ始めてミスりだす・・・バレーボールにおいては、そんな状況もよくよくあることで、そうなってしまえば、流れはもう一方的ですよね。

ポイントはやっぱり「考えて、確認までして打ったスパイクが止められてしまった」というところにあると思うのですが、何気なく普通に見える一本のブロックでも、こんな風に、裏に隠されたアタッカーの心理や流れを考えてみれば、アタッカーにとっても、相手チームにとっても、非常にイヤなブロックかと思います。